よーだのあーだこーだ

一癖も二癖もある私が感じたこと考えたことを綴るブログ

お父さんに「言っちゃった」話 ~事件の内容~

こんにちは。

「事件は起きたのです…!」なんて話を引っ張るようなこと書いておいてそこから2ヶ月も更新しないという暴挙に出てしまいすみません。あのときからいろいろあり、ゆっくり文章にまとめるところまでできなかったので許して下さいませ。2ヶ月も経ったという事で事件については一通り落ち着いたため、やっと整理して書けるかなと思いあの時を思い出して書いていこうと思います。

 

 

では。事件の内容について。

 

最初は弟についての話だったんです。

 

弟は現在高校受験生なんですが、あんまり勉強に身が入らない様子なんですね。なので、母が弟に「数学の勉強やったら?」と言ったら、弟から「(夏休みの宿題も終わったし、塾の宿題もやったのに)何をすればいいの?」と返ってきてとてもショックを受けたという話を、急に母が弟、妹、私が揃っている食卓で話し始めたんです。しばらく母の話を聞いたあと、弟はすぐにごはんを食べ終わり、食卓を離れ、自分の部屋に行ってしまいました。

 

母の話って結構「自分は不安に思っている」っていうことを相手に伝えることしかしない(だから話し「合い」ではない)ので「だからあなたにこうしてほしいと思っている」とか「私はあなたにどうしてあげたらいいのか?」とかの具体的な話にはならないんですよね。

だから、「こういう理由で今の学力で入れる学校ではダメで、だから数学を今以上に頑張らなければいけない」っていう話は全くせずに「数学を勉強しなさい」って言っても弟にしてみればなぜしなくちゃいけないのかわからないから「なんかお母さんが怒ってるな」としか伝わらかったんだと思います。

 

そして、みんなの前でこの話をしたということは、母はみんなにこの件について考えてほしかったんだろうと考えた私は、「もっとお母さんはこういう風なことを話した方がいいんじゃない?」という風にアドバイスしました(親に対してアドバイスなんてちょっとおかしな感じですが)。しかし、母は「だって(そういう言い方は)出来ないんだもん」の一言。「えぇ…出来るように頑張ってよ。それを言っちゃおしまいじゃない………」と思っていた所に、私たちが話し始めてからしばらく経って帰ってきた(つまり私たちの話し合いのすべてを聞いているわけではない)父が突っ込みをいれてきたので私がキレてしまった…と事件の概要はこうです。

 

こういうわけなんですが、なぜ父が突っ込みをいれてきただけでキレてしまったのかというと突っ込みを入れてきた時の父のセリフが問題で「①そんなに責めたらお母さんがかわいそうじゃないか②お母さんはみんなのごはん作るので精一杯なんだからそういう風な言い方ないんじゃないの?③受験の話は弟の問題なんだからあなたが言うことじゃない」という3点が問題だったからなんです。

 

なんでこの3つに対して私が怒ってしまったのかというと①はその時の父以外の家族の状況を全く分かっていない(話し合いをし始めたのは母で私は「アドバイス」してた)ということ。②は母がごはんを作るのと弟の受験に関する話し合いをするのはまた別の話であるということと、このような論点のすり替えによる反論できない言葉を言ってくるというのは父の説教ではよくあることで、これを言われたことによって私は「また出たよ…」と、うんざりしてしまったということ。③は私の受験の時は全く違っていて父がこうしろああしろと言っていた。そして、私が入学した学校を受験することに対して父は最後まで不満そうだった。ということで、特に③に一番腹が立ってしまったんです。

 

私の進路に対して父がものすごく口出ししてきたことにその当時怒りを感じていましたが、父には一度も口答えをしたことがなく、ただただその怒りを飲み込んでいたことと、弟の受験には「弟の問題だから他人が口出しするべきじゃない」と比較的見守る姿勢を見せているという私と弟への対応の差がキレる引き金になったんだと思います。

 

私は今まで、家族や友人も含めた他人に対して怒鳴ったことはありませんでしたが、このことがきっかけでキレてしまい、今まで思っていた父に対する恨み辛みをすべてぶちまけてしまいました。1番ひどいなと思った言葉は「私の20年間を返せ」ですかね。

 

まぁ、30分くらいは延々私が父に向かって過去の嫌だったことを言い続けていましたが、私もまぁ成人していますのでだんだん冷静になってきて「あれ、もしかして言い過ぎなんじゃね?」と思うようになってきて、そして回りを見渡すと父以外の母、妹が泣きそうな顔でうつむいて私の話をただただ聞いているのが目に入ってきて「うわぁ…やっちまった………」という感じに私の脳内は真っ白になってしまいました……。

 

一旦冷静になってしまってはもうなにも言えなくなってしまい、怒鳴っていたエネルギーはどこへやら、途端に体の力が抜けて何もかも嫌になってしまい、「もう寝る。」と言って私は自室に引っ込みました。

 

 

とりあえずここまでが「事件」の流れです。ここでは私が一方的に父に怒鳴っただけでしたが、やはり怒鳴られた父はどう思ったのか気になり、父ともう一度話すことになるので、次はまたその話を書きたいと思います。